ActiveReports Serverとは何ですか?ActiveReports for .NET との違いは何ですか?

ActiveReports Serverは、2017年10月31日をもって、販売を終了しております。
詳細については、以下のページにあります「ActiveReports 11.0J Server 販売終了のお知らせ」をご覧ください。
[各種情報 - 販売終了製品]
 

ActiveReports for .NETは、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発するための.NET Frameworkコンポーネントです。

帳票のデザインに加え、各種ビューワを使用することで、帳票のプレビュー・印刷を行うアプリケーション(Windowsフォーム、WPF、ASP.NET、ASP.NET MVC)の作成を、お客様の独自の仕様にもとづき行うことが可能です。

 

一方、ActiveReports Server は、Visual Studioのような開発環境がなくても、帳票の運用環境を手軽に構築できるオールインワンの帳票ソリューション製品です。これ1本に帳票の開発・管理・運用の機能がすべて組み込まれています。

Webサーバー(IIS)にインストールするだけで、Webアプリケーション(管理者ポータル/利用者ポータル)が自動的に作成され、帳票の運用環境としてすぐに使い始めることができます。つまり、独自にアプリケーションを作成することなく、帳票の管理・運用環境を構築することができます。

また、ActiveReports Serverには、ActiveReports for .NETの帳票デザイナとほぼ同等の機能を持つ帳票デザイナが収められており、Visual Studioがインストールされていない環境でもレポートの新規作成・変更を行うことが可能です。

それぞれ製品の主な特徴は、以下の通りです。

  • ActiveReports for .NET
    • Visual Studioに統合して使用する帳票開発コンポーネントです。
    • Webアプリケーション以外のアプリケーション開発にも使用できます。
    • 独自仕様のアプリケーションに、帳票の生成・プレビュー機能などを自由に組み込むことが可能です。
    • レポートの描画内容について、コード(VB.NET、C#)による柔軟な制御が可能です。
  • ActiveReports Server
    • 独自にアプリケーションを開発することなく、帳票運用環境を構築することができます。
    • Visual Studioなどの開発環境が不要です。
    • ユーザー管理やログ保存等、運用のための機能もあらかじめ用意されています。
    • REST APIを使用して、外部システムと連携することも可能です。(例:帳票をPDFとして出力し、外部システムに渡す)

帳票機能を組み込んだ独自仕様のアプリケーションを作成したい場合は、ActiveReports for .NETがお勧めです。

一方、要件によっては、ActiveReports Server を利用することでアプリケーションの開発期間の短縮や、開発費用の削減が可能なケースもございます。

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